縄文杉

5ba27425.jpg昔むかしの今、屋久島の山奥に樹齢 7200年といわれている縄文杉があったとさ。年間 10万人の人たちが、このちゃー有名な杉の木に会いに来るそうじゃ。そんなことになっているとは知らないカメラおじぃは、朝も明けない午前五時発のバスに乗せられ登山口へ。もう悲劇と喜劇の始まりやっさあ。バスから降りたら約三百人の同士が11km先の縄文杉を目指して、よ~いどん。すたこらさっさとトロッコ軌道を歩くんじゃが、これがでーじな難儀の始まり始まり~。カメラおじぃもすたこらしながら、パチリパチリ。山歩きは苦手やっさあ。歩き始めて2時間後、腹減っておむすび二個ぺろり。いよいよ本格的トレッキング。どんどんパチリパチリが増えていく。 そのまた1時間後、杉の切株が大空洞になっている、ウィルソン株の前で一休み。その後アップダウンを繰り返しながら、どんどんろんどん縄文杉さまに近づいて遂に 10時30分 到着。荒川登山口から 5時間で遂に遂に杉さまに、縄文杉さまにご対面できたのでありまし
た。めでたしめでたし。ただしここまでは。 山歩きは下り路が膝、筋肉にダメージがくるのです。あぎじゃびよ~、でーじなとーん! おじぃは足を引きずって、山から泣きながらヘロヘロになってころげ落ちて、やっとのことで里の温泉まで帰ったということじゃ。そのあとカメラおじぃは二度と大きな杉の木のしばをかりに出掛けませんでした。とさ。 おしまい。えへへへ。